制作備忘録&なにか

アナログ絵の制作手順の記録とか

制作過程(油絵)

制作期間:2023年6月下旬~7月23日

サイズ:S6(410mm×410mm)

木製パネルに油彩

 

はじめにアクリル絵具で全体を薄く塗る。バーントアンバーとマースブラック?(覚えていない)

乾いたら鉛筆で下書き。

油絵具のアイボリブラックヒューに超速乾メディウムを1:1の割合で混ぜて下書きをなぞる。↓

アイボリブラックがヒューである理由は特にない

ホルベインのアイボリブラックヒューのカラーインデックス名はPBk7とだけ表記されているので中身はカーボンブラックのはずだけどアイボリブラックに近づけるための何かが施されているのかもしれない。知らないけど

(カラーインデックス名またはC.I.Nameは絵具チューブのラベルのどこかに書いてあるよ。)

 

↑緑色(ウルトラマリン+イエローオーカー+速乾メディウム)で暗い影になりそうな部分、最終的に濃い固有色になりそうな部分、肌を塗る。

緑色が乾かないうちに、上から暗いオレンジ(バーントシェンナ+イエローオーカー)をランダムに置く。このとき肌の部分と赤色の固有色になる部分には塗らない。

 

↑固有色を塗り始めた状態。

顔は始めに茶系の黒(アイボリブラックヒュー+バーントシェンナ)で目元から描き、そこを起点にして肌色(バーントシェンナ+イエローオーカー+チタニウムホワイト)を広げていく。

赤い布はバーントシェンナ+チタニウムホワイトを使用。影部分はウルトラマリン+イエローオーカーで作った緑。

髪は塗ってみたものの修正するためにこの後拭き取った。

ここで冷静に絵を見返しまずいと思った……

 

 

↑ので、顔を描き直した。だいぶ怪しげだった手も修正し、髪をボリュームダウンさせた。先ほどの顔の塗りが乾いた上から暗いオリーブ系の色(アイボリブラック+イエローオーカー)を薄く塗りかなりトーンダウンさせ、乾かないうちに薄い生成り色(チタニウムホワイト+イエローオーカー)を重ねてはファンでぼかし馴染ませる。顔の陰影のつき方はアングルの絵を参考にした。

 

↑髪や衣服や背景を描き進めた。

 

↑描き込まずにとどめたほうがそそるということもある(言い訳)

 

↑おわらせた。